経営の3つのルール:資金繰り表を作成する

表

資金繰り表

頭の中だけでは、どんぶり勘定になってしまい正確な資金繰りはできません。資金繰り表をしっかりと作成しましょう。いつ会社にお金が入ってくるか、いつ支払いをしなければならないのか、を時系列に正確に記載してください。月単位でインとアウトを相殺することで、月末に会社に残る資金(いわば営業利益)を把握することができます。その金額がどんどん大きくなっていくことが会社の成長ですが、どこかの時点でマイナスになるようだと、資金がショートするということです。また毎月少しずつ資金が減っていくようであれば、いずれ倒産するということです。ここで大事になってくるのが、正確な売上予測です。事業計画でも売り上げのパートでもお話ししましたように、シビアな予測をしておかないと数字がとんでもなく狂います。仮に想定よりも高くなった場合は資金繰りが楽になるわけですから、予測は厳しく行うべきと何度も申し上げたのは、資金繰りのためです。

資金繰り悪化の原因

資金繰りが悪化する原因は、大きく分けると以下の2つに分類されると思います。

1.売り上げが予測通りに計上されず、資金ショートに陥る
2.会社の成長のスピードが速すぎて、資金が追いつかない

やはり多いのが前者です。売上や利益をあげるための活動を強化することはもちろん、抜本的な変革が必要になってくるかもしれません。新たな戦略の立案や、方向転換などの意思決定が必要になるかもしれません。
一方後者の場合は、売上げ自体は順調に上がっているものの、そのための先行投資額や必要な事前経費などの費用額(プロモーション含む)の合計が、直近の売上金を上回るもしくは、売上金の入金が間に合わず資金ショートするようなケースです。ある意味、生長過程の企業に起こりうるものです。

上記いずれのケースでも、何とか回避しようと試行錯誤を繰り返すと思います。しかしそれらはすぐに結果になって現れるかどうかわかりません。であれば、何らかの形で資金を注入しなければ企業として生き残れない状況になってしまいます。そこで次回以降はその資金調達方法についてのお話させていただきます。

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