やりたい(できる)仕事を見つける(自分の棚卸)

前回(起業の覚悟を決める)では、長期的な大きなビジョンを描いてもらいました。これで何か大きな分かれ道に遭遇したときに、帰る場所ができましたので、いよいよどんな仕事をしていくのか、どんな会社を興していくのか、具体的な話を確立していきましょう。

自分自身の年表を作る→自分の棚卸

すでに現時点で、こういうビジネスをしようと考えがまとまっているかもしれません。

しかし今一歩立ち止まって考えてみてください。それは本当に自分ができることなのか、自分が好きなことなのか、一体、自分は何に向いているのか?

その答えは、自身の過去に含まれていることが多くあります。だからこそ、自分の年表を作ってみることをお勧めします。自身の学歴、職歴などのキャリア、そのポジション、趣味、資格、ノウハウ、経験、知識など様々なキーワードを時系列に並べていきます。すると、自分が培ってきたことは、まぎれもなく自分の好きなものであったり、長く続けられるものだったりします。

つまり、洗い出したキーワードには、きっと何らかの共通点があると思います。このように、自分自身を棚卸することで、自分の強みがはっきりとわかってきます。頭の中に描いていたビジネス内容が、その強みとリンクしていれば、自然と自身の棚卸をしていたんだと言えます。

自分の得意分野で勝負しないと続かない

この「自分の強み」にこだわるのは、二つの理由があります。

これから起業してビジネスの世界で勝っていくには、やはりオリジナルの何かが必ず必要になってきます。自分の知らない世界や不得意な世界で、そのオリジナルを見つけることは至難の技です。だからこそ、自分の強みで勝負すべきです。

そして、起業してすぐに順風満帆になることは稀でもあります。苦しい時や迷った時に、我慢してでも続けられることは、やはり自分の好きなことしかありません。苦境や逆境をはねかえす原動力は、心の底にある「好き」という気持ち以上ほかにないと、私たちは考えています。

ご相談をいただく会社の中でも、非常に困難な状況に陥ってしまった会社がありましたが、社長様の「好き」という思いが強い会社は何としてでも助けたいと思ってしまうものです。

自分のやりたい仕事が、おぼろげながら見えてきたのではないでしょうか。

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